Birth Day〜さよなら、悲しいあの日〜



「でもなんであいつ俺が一回振られてるの知ってんだ?」



自分の席に腰かけて後ろを振り向く



その間わたしは思い当たる事があるため滝川くんと目を合わさないようにする



「あ、そそ、そうだ...」



かみかみのわたしを見て滝川くんは1つ大きなため息をついた



「美雨あいつに言ったろ絶対」



「いいい、言ってないよ」



両手をヒラヒラさせ左右に首を振った



何ですぐバレるかなぁ...



「美雨はすぐ顔に出るんだよバァカ」



わたしの鼻をつまんでくる



「い、痛い...ブサイク顔になるー」



「ブサイクだろ」



鼻から手を放すとサラッとそんなこと言って笑った



今なんて!?



最悪~



「冗談...かわいいって」



そういってとびっきりの笑顔を向けた



その顔にドキってなるわたしの心臓



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