Birth Day〜さよなら、悲しいあの日〜



「うそ…だよね」



『…………』



わたしの高鳴ったキモチは一気に急降下



すぐさま暗い感情に包まれて



不安になっていく



わたしのせいだ



滝川くんなんかに関わってしまったから



『みう…?』



「わたし……また……また……

滝川くんのお母さんを……」



『美雨?………美雨!!』



「ごめんね……」



『え、おい…み



わたしは無意識のうちに電話を切っていた



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