Birth Day〜さよなら、悲しいあの日〜



「ほら帰ろ」



「俺らが送ってってやるよ」



元気で明るい濱田くんと咲



クールで大人しい福原くんとはるちゃん



この四人の笑顔を見て涙が出た



「え、お、おいなんで泣いて
やっぱあれ痛かったか?」



「濱田痛かったか?って...何」



ゴクリと唾を飲んだ濱田くんの顔はおばけでもみてるかのような顔



「こいつ秦野の事ビンタした」



ポロっと福原くんの口から出た言葉に
間も無く咲の顔が般若みたいな顔になる



「恭汰ー‼︎‼︎何言ってるー!
俺が殺されるだろバカ」



「は、俺が悪いの?」



「濱田観念しな、咲はこうなったらどうしようもないからね〜」



はるちゃんの言葉にさらに絶望感たっぷりの濱田くん



濱田くんに掴みかかる咲を見て笑うはるちゃんと福原くん



やっぱりわたしこの人たちと居たい



こんなにわたしを大事に思ってくれてるから



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