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「やっぱ…なんでない」
言ったってどうせ信じてくれるはず
ない…そう頭の中で語りつづけた
「そっかー、なんかあったら言えよ?」
と優しくにこっと笑って空を見ていた。
「おう」言えるわけねぇーよ…
こうゆうことお前好きだもんな
澪とかゆうやつは怪しい…だから
輝羅を巻き込みたくない…
巻き込みたくないんだ……

「そんなに友達が大事なの?」
どこからか声が聴こえてきた。
きっと澪だろう…
俺はその言葉を無視して歩き続けた。
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