叶えたい約束と恋愛事情
「あ、でも2日目は飯ごう炊飯と肝試し。3日目は自由行動とキャンプファイヤーじゃん」
「えっ!!??き、肝試し?」
「なんだよいきなり立ち上がって…」
私は勢い良く立ち上がってしまった。
颯音は私が立ち上がった瞬間、私の顔を不思議そうに見ていた。
だ、だって…。
肝試しって…。
わ、私…幽霊とか嫌いなんだけど…。
肝試しとか無理無理っ!
「あっ…そういう事か」
「えっ?な、なに?」
颯音は何かを思い出したみたいで、私の顔を見てくすくす笑った。
人の顔見て笑うなんて!
「亜依は怖いの苦手だったもんな?」
「そ、そんなことっ!」
「いーや!あ、ほら!小4の時だっけ?近所の肝試しん時、亜依ったら号泣しちゃって…」
颯音はそんなことを笑いながら話していた。
小4の時の肝試し…。
あの時私、颯音の隣りで号泣したんだった。
そんな颯音はあたしのそばにいてくれたっけ。
「そんなこと覚えてなくてもいいっ!」
「俺は全部覚えってっけどな」