ゴッドネス・ティア
「ごらー!!まず涙の石置いてけー!!」
「聞こえんな」
怪しく笑んだ後、風に包まれ、スーの姿が見えなくなる。
「え!!涙の石ってあいつが持ってんの?!」
重大なことに気付き、ヒサノに知らせようとアランは辺りを見渡す。
だが、彼女はいない。
どこにいったのかとぐるぐると広場を見回していると、…いた。
彼女はすでに眠りにおちているレオナの痛々しい首の治療をしていた。
この騒ぎにも気付かないとは、かなり集中しているのだろう。
…………邪魔してはいけない。
アランはすでに姿見えない敵を見上げた。
レオナを…大切な友達をあんなにした敵に、ありったけの怨みをこめて、睨んだ。
―――いつかまた会ったとき、覚えてろよ…!!
今は言えないレオナと自分の想いもこめて、睨んでやった。
国王騎士の叫ぶ声と、砂埃と、木の葉、枝にのまれて……
スーはその場から消えた。
「聞こえんな」
怪しく笑んだ後、風に包まれ、スーの姿が見えなくなる。
「え!!涙の石ってあいつが持ってんの?!」
重大なことに気付き、ヒサノに知らせようとアランは辺りを見渡す。
だが、彼女はいない。
どこにいったのかとぐるぐると広場を見回していると、…いた。
彼女はすでに眠りにおちているレオナの痛々しい首の治療をしていた。
この騒ぎにも気付かないとは、かなり集中しているのだろう。
…………邪魔してはいけない。
アランはすでに姿見えない敵を見上げた。
レオナを…大切な友達をあんなにした敵に、ありったけの怨みをこめて、睨んだ。
―――いつかまた会ったとき、覚えてろよ…!!
今は言えないレオナと自分の想いもこめて、睨んでやった。
国王騎士の叫ぶ声と、砂埃と、木の葉、枝にのまれて……
スーはその場から消えた。