君と過ごした嘘つき時間
□ □ □ □ 

「ん〜、おいひ〜♡」

美味しそうにアイスを頬張る侑華。

「俺の財産が…(泣)」

「なんか、ごめんあっつー(笑)」

私達を待たせた罰として
侑華が、昼間に言ってたアイスを
私の分も注文したから
余計に高くついたんだ。

私は、いいって言ったんだけど

『このくらいの罰させないと
拓馬は、何も分からないからいいの!』

って、言われちゃって…。

押しに負けてしまった…。

「なんか、本当ごめん」

「何でお前が謝るんだよ紫野原。
もともとコイツが変に色々頼むから…って、
あれ?

アイツどこ行った?」

「え?さっきまで隣に…」

・・・い、いない…。

なーんか、嫌な予感が…。
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