ツンツン姫がイケメン王子に恋をした話







もう、石田潤ったら♡
いくら私のお弁当が美味しいからってそんなキラキラした笑顔見せないで倒れちゃう!!!!





「…はっ!」





無意識のうちに、手の中のハンバーグがビッグなハート型になっている。
…ダメダメ。
こんな形、私の気持ちバレちゃう!
それはさすがに恥ずかしい。
…だって、私、乙女だし!!





「普通の丸…っと」





石田潤のは私のより少し大きめ。
お弁当箱も、今は使ってないお父さんのお弁当箱を借りた。









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