ツンツン姫がイケメン王子に恋をした話
あ、さっきの私と今の私が全然違うって?
………だって、好きな人の前で可愛くするなんてできないんだもん。
そりゃ、恋する乙女♡だし、可愛くいたいんだけど?
石田潤の前だと、どうしてもああなっちゃうの。
複雑な乙女心ってやつかな(照)
「……さて、戻りますか。」
私は毎朝の日課(叫ぶこと)を終えて、教室に向かった。
「あ、千佳!おはよう♪」
「恵美、おはよう」
彼女は私の友達の、恵美。
唯一私の性格を知ってる子。
あ、ちなみに、私は原田 千佳。
高校2年生。
勉強面ではパーフェクト☆なんだけど、
その他の事はまったくもって出来ません。