シンデレラのSweetなお時間



三人で入っても余裕のある広々としたフィッティングルーム。

その中で恐る恐る服を脱ぐ私に、ハルミさんと女性は用意された服からあれだこれだと当てはめる。



「ネイビーのジャケットで襟と裾の白いラインのは鉄板よね」

「だとしたら下はボーダーのトップスですっきりとして…」

「春先は白いスカートにして、秋冬はパンツでもいいわね」

「あとコートもベージュは一着持っておくといいですよ」

「パンプスはさりげないモチーフがついてる程度にして…」

「ブラウスも少し形の違うこれとかにしてみましょう」

「……」



次から次へと出てくる服に、二人の会話…それらは私には日頃触れない世界なだけに、つい目が回りそうになってしまう。



「はい、これ着て!」

「はっはい!」



そんな中で、言われるがままボーダー柄のトップスに袖を通す。


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