シンデレラのSweetなお時間







「じゃあ文乃ちゃん、お疲れ様!」

「はい、ありがとうございました」

「玲ちゃんも、ちゃんとその荷物文乃ちゃんの家まで届けてあげるのよ!」

「わかっている」

「ならよし!じゃあね!」



それから数時間が経ち空が夕暮れに染まる頃、無事買い物を終えハルミさんはこの後用事があるからとタクシーに乗り帰って行った。

その場に残ったのは、私と大きな紙袋を二つ持った澤村主任の姿。



「あ、あの…荷物私が持ちます。せめて一つくらい…」

「いや、いい。その為に呼ばれたんだしな」

「……」

「行くぞ」



申し出をあっさりと断っては歩き出す彼に、続くように駅までの道のりを歩き出す。



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