シンデレラのSweetなお時間
遠退く意識の中、その手が優しく背中をさすってくれるのを感じた。
優しい人、安心する手
大丈夫、大丈夫と言い聞かせるように。
自信がなくて、下を向いている
こんな自分が嫌い
本当はもっと自信を持ちたい
前を向いて歩いて
そんな自分を好きになりたい
変わりたい
だけどわからないよ
どうしたら自分を好きになれるか
変われるのか
全然、わからないよー…
ーピピピピ…
「…ー、」
アラームの音に目を覚ますと、そこは朝陽差し込む自分の部屋。
彼が唯一残してくれていった布団にくるまり、ぼんやりとした意識で天井を見つめる。