シンデレラのSweetなお時間







「……」



「……」



さきほどはムガムチュウでかけぬけたエキからイエまでのみちを、オレはふみののうでのなかにだかれたままいく。

そんななか、ご主人はしずかにくちをひらいた



「…まさか、ソラがそれを持ってお前の元まで行くとはな」



「ソラくん、普段家猫ですよね。よく駅まで来られましたね」



「本当、恐ろしいな。…まさか窓まで開けられるとは」



「えぇ!?」



カギさえあいてればこっちのものだぜ!

こまったカオでこちらをみるご主人に、オレはほこらしげにカオをみる。




「…それにまさか、指輪まで渡されるとはな」



「……」



そのコトバに、ふみのは手をひらきにぎっていたユビワをみる




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