シンデレラのSweetなお時間
「…、」
自分の非力さに、下を俯き泣きそうになる。
そんな空気を打ち破るように、その手はぽん、と私の頭を撫でた。
「…?」
「また、どうせ自分なんてと考えていないか?」
「どうしてそれを…?」
「お前の考えていることは分かりやすくて助かる」
「……」
見上げれば、眉一つ動かない表情。
「失敗を理由に自分を責めるのおなら、失敗を理由に克服の仕方を考えるべきだ」
「克服の、仕方…?」
その言葉の意味が分からず首を傾げる私に、彼はこちらを見て小さく頷く。