LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして
.*..*..*..*.

ベッドの軋む音、


二つの体がぶつかり合い擦れ合う、


交じり合う吐息と甘い声


つながる部分から作られる音

五感の全てが

二人をが高みに向かわせる


「-----------っ」


熱情を吐き出したあと、

私を胸に抱きながら、

彗はつぶやく。


「夢じゃないかと思う時がある。

 目が覚めたら夢オチで、

 柊はここにいないっていうのが現実で…」


「またそれ?」


「うん、

 あの日、君が戻らなかったって夢ばかり見ちゃうんだ。」


「不安?」


「こんなそばにいるのにね。」


彗は頷きながら

私にキスを落とす。


「柊…」


彗の熱い視線に身の危険を感じる。


「彗、真面目にもう無理、

 私の体のことも考えて頂戴。


 ご飯作るわ何食べたい。」


「カレー」


「了解。」

私は、彗から離れてキッチンに立つ



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