LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして
大きなため息の後

陽向は言った。


「そっか、

 うん

 手放してやらなきゃな。

 ホントはどこかでわかってたんだよね、

 お前が、ホントは猫みたいな女だってこと。

 気まぐれで、

 とびきり甘えたな女だってこと。

 それ俺が首輪つけて、

 拘束してたんだよな。

 ちゃんと面倒見れないのに。」



「ちょっとやめてよ!人をそんな小動物みたいな言い方。」


「違うのかよ。新しく飼い慣らしてくれるやつ見つけたんだろ?」


飼い慣らしてくれる?

う~んどっちかっていうと、

彗がペットみたいなな気がするんだけど。


でも

彗の指が私を愛でる時、

抱きしめられた時の温かさを思い出した。


そして気がついた。


傍にいて、与えてくれる温もり

それが私は欲しかったんだ。




それはきっとあなたがくれる。


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