LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして
「失敬だな君は。」


「す、すみません。

 お父さんが
 つい、想像してた通りの方で。

 柊さんはお父さん似なんですね。」

シン……

言った言葉が滑ったのか?

気に障った?

この静けさが怖い。


クスクス……ふふふふ

沈黙を破っって

お母さんが笑いだした。


「私がいつも言ってるでしょ?

 他の人から見ても、

 柊はあなたに似てるのよ。

だから、

 この子が私達から離れてどんな気持ちでいたか、

 あなたが一番分かってあげられてるんでしょ」


お父さんは顔を真っ赤にしながら、もごもごとつぶやいた。


「似てなどいない、

 勝手なこと言うな……」

それはちょっぴり嬉しそうでもあった。




 
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