LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして
「高木さんはじめまして、

 彗の父の神宮です。」

「はいっ、ご活躍はもういつもTVで!」

「そうですか、それはありがとう。」

にっこりと静かにほほ笑む零斗さん

きゅううん

わあ、キラースマイル♡



「彗は元気ですか。」



え?
あ、そうかずっと会ってないって言ってたっけ、

今は殆ど私の部屋にいるんだし……


「はい。元気です。」


「そうですか良かった。

 あなたにこれを渡してもらいたいんです。」

「これは?」

「あいつの母親の住所です。

 そしてこれが、生前分与。」


「そ、そんな大事なもの預かれません。

 それは、本人に渡すものです。

 生前分与ってそれじゃあまるで……」


慌てて口を押さえた。


私ったら今、凄いこと言いそうになった。


「はは、大丈夫ですよ、死ぬわけじゃないです。」


「あ、そうですよね。」


はは……と力なく笑い返しながら、

こんなこと言わせるなんて嫁失格、

ってあたしったら何妄想してんのかしら。










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