LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして
「や、柊やめて、目に入るって」
「でも、消毒しないと。」
さっきのバック攻撃で、目の端に作られた傷を
消毒液を付けてから、
ふうふうと息を吹きかけてくる柊。
上目づかいでキスをねだってる様に見える。
「ちょっとエロい顔なんだけど。」
「な、何言ってんのよ馬鹿ね。」
真赤になりながら慌てて離れて、
薬箱を閉じる。
「照れんなって、ひいらぎちゃんかわいい~っ」
「もうっ。ほんとにびっくりしたんだから、
彗はいる訳ないって思ってたから、
絶対変質者に襲われたと思って。
でも大丈夫なの?
大阪から黙って帰ってきちゃって?」
「課長には、保険証もなかったから、
こっちに戻って、かかりつけに行ったってメールしといたんで、
上手くやってくれると思いますよ。」
「思いますって。
ああ、気の毒だわ佐伯課長。
とんだ部下を持ったものね」
あきれ顔の柊の顔にそっとキスして、
「出世できなくても、
柊をサポートする主夫になるから大丈夫。
食べさせてね。」
というと、
柊は、
「馬鹿言うんじゃないわよ。」
と、思いっきり俺の口をつまんだ。