LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして
「使い道知りたくない?」

ちょっといい子すぎる柊に

意地悪をしかけたくなった。


それに、秘密にするつもりなんてない。

むしろ知っててほしいことだ。


「そう……ね。

 あれだけのお金をどう使うのか、

 それはちょっと興味あるけど、

 さっきも言ったでしょ?

 後で何かの機会に話してくれればいい。」

そう言いながら、右手が、テーブルの先を行ったり来たり落ち着かない様子。


「柊……気になってるくせに

 右手がうずうずしてる……」


「へっ、ヤダもう、彗のいぢわる。

 気になるっ気になるけども~

 だって、そんなの当たり前でしょっ」


「結婚式やろうと思ってる。

 あの金使って、海外でぱあっと!」

「え??それっていつ?」


「なるべく早く、でないとまずいらしくてさ」


「ちょっと待って?

 そんなの、困るよ、

 仕事の都合だってあるし、

 海外なんて親にどう言えばいいか、

 いくらなんでも無理よ。」


「え?親?」


「ひどい。私だって都合があるのに勝手にそんな!」


「へ?」

「なんでよりによって海外?」


「都合付かない?まあ、無理だったら行かなくても、

 こっちで適当にやるから。

 参加できなくてもしょうがないよ。」


「何言ってるの私が行かなかったら何のための結婚式?

 勝手なこと言ってないで!」








 
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