LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして
.。*.。*。.。*。.。*。
がらっ
居酒屋の入り口を開けると、
小雨が降っていた。
ううっ寒っ、
雪に変わるんじゃないかしら。
空を恨めしそうに見上げた私に傘が下りてきた。
「お迎えにあがりました。」
久しぶりに見る彗の顔は、
ちょっぴり大人に見えてしまって、
思わず赤面してしまう。
「寒いね。」
「迎えに来てくれて助かったわ。
雨降ってたのね。」
照れ隠しに、
わざと天気の話をすると、
腕をからめて来る。
「でしょでしょ!
ご褒美頂戴ね。」
「あ~よしよし。」
頭をっぐりぐりっとなでると、
いつもと違う手触りにハッとする。
ぐりぐり?
「彗髪切ったの?」
「うん、まあ、
気持ちを切り替えようかなって思って。」
大人に見えたのはこのせいでもあったのかも。
可愛イメージがシャープになって
思わず見とれてしまう。
「似合わない?」
「ううん、似合うよ、
大人っぽくなった。
びっくりしちゃった。」
がらっ
居酒屋の入り口を開けると、
小雨が降っていた。
ううっ寒っ、
雪に変わるんじゃないかしら。
空を恨めしそうに見上げた私に傘が下りてきた。
「お迎えにあがりました。」
久しぶりに見る彗の顔は、
ちょっぴり大人に見えてしまって、
思わず赤面してしまう。
「寒いね。」
「迎えに来てくれて助かったわ。
雨降ってたのね。」
照れ隠しに、
わざと天気の話をすると、
腕をからめて来る。
「でしょでしょ!
ご褒美頂戴ね。」
「あ~よしよし。」
頭をっぐりぐりっとなでると、
いつもと違う手触りにハッとする。
ぐりぐり?
「彗髪切ったの?」
「うん、まあ、
気持ちを切り替えようかなって思って。」
大人に見えたのはこのせいでもあったのかも。
可愛イメージがシャープになって
思わず見とれてしまう。
「似合わない?」
「ううん、似合うよ、
大人っぽくなった。
びっくりしちゃった。」