LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして

「陽向の時は、

よくあったことだったから、

慣れてたはずなんだけど、

彗とはずっと一緒だって思い込んでたから、

いなくなってって気付いてからの喪失感、

何も手につかなくて、

ミスばっかで、

私、ホント彗がいなきゃダメみたい。」

「柊、

そんなの俺だって同じだよ。

この三日、つらくてたまらなかった。」


「彗、会いたかった。」

「うん、俺も。」


実際には色々あって連絡を取りそびれていたのだけど、

この際、だまっていよう。

連絡取れなかったのはホントのことだし……

「彗?」

「あ、いやいや、なんでもない。

 色々説明しなくちゃなんだけど、

 時間ないかも?」

「じかん?」

「これから結婚式なんだ。」

「誰の?」

「親父と、業兄の

前に少しだけ話したよね。」


「えっ!でも、これからって、

 あまりにも急で、私こんな恰好のままだし、

 蒼さんが急げっていうから

 着替えだってろくに持てなくて」


「驚くのは当然だよ、

 俺だってびっくりだもん

 着替えとかは、

 こっちに専門家がいるから、

 あ---噂をすれば、

 その専門家が、迎えが来たみたい。」






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