LOVERS♥HOLICK~年下ワンコと恋をして
無言で3人で鍋つつく、

「ところで青年。」

「神宮です。

 あなた肉取り過ぎじゃないんですか?

 少しは遠慮してください。」

仲良く鍋つつくこの男の神経は何なんだ。


「神宮くん。

 やっぱり何かな?

 好きとか特別な感情とか?

 そういうんのあるのかな、柊に?」


「当然です。」


「やっちゃったよね?もちろん。」


「やりましたよ。」


そのあと長い沈黙したあと、

はしの先を柊に向けた。

「ちょっとさあ、彼氏がいるのにそういうことしていいの?」


「普通は…ダメだよ。」


「だろ?なにやってんのお前?」


「浮気?かなあ」


「かなあっ、てなんだよ。


「う…ん、H良かったし、

 好きになってるから、

 本気かも、本気で恋になるかもって思う。」



「俺はどうなんだよ。」


「好きだったよ。

 だけど…

 ってなんで 私が攻めらてるのよ!

 浮気なんかあなた日常茶飯事でしょ、

 日替わりで違う女と寝てるくせに!」




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