ナンパ男との恋
考えてみると・・・

輝樹は あの日以来
少し・・・
優しい気がする。

どこが?って聞かれると
答えられないけれど・・・

そう考え始めると・・・
行き着く疑問は一つ。


私は 一体
輝樹に何を言ったんだろう・・・

考えても分かるはずなんてないけれど・・・

この優しさを
どう受け取ったらいいのか分からなくなる私がいるのも事実で・・・・


もしかすると、

普段、思ってても口に出せなかった・・・

ちゃんと体で結ばれたいという不満をぶつけてしまったんじゃないかと思いながらも、

記憶のない私には分からない事であり

確かめる術もないというのも現実だ。



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