ナンパ男との恋
そして、その説教の後は
必ずと言っていいほど
輝樹が私を求めてくれる。

「ほら、もういいから
こっち来い。」

そう言われ
隣にチョコンと座ると

まっすぐに 茶色の瞳で
私のすべてを吸い込むように
見つめ
優しくキスをすると
そのまま 押し倒される。

けどけど・・・・・

今日は・・・・

「ちょっ・・輝樹
まだ明るいってば!」

さすがに 
まだ 日差しが降り注ぐくらい
明るい時間に
裸体をさらすのは

恥ずかしすぎる・・・

「んー?俺は
構わないけど?」

そう言いながら
どんどん
私の服をずらしていくのは
完全に 私の反応を見て
おもしろがっている証拠だ。

「だ、だ・・ダメだってば」

「何で?」

「何でって・・ひゃっ
ちょっ・・んっま・・ふ・・」

「あー、春菜の その声聞いたら
もうダメだな。
押さえきかねぇわ。ははは」

押さえ利かないとか言って
何で 笑う余裕があんのよォ・・・

「おーおっ、その顔は
完全に 逆効果だぞ?
つーか、絶対
俺以外の前で
そんな顔すんなよ?」

そんな顔も何も
自分が どんな顔してんのか気にする余裕があるはずないじゃん・・・

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