大丈夫。~私とあなたをつないでくれた一通の手紙~
「え…どうして急に」
「だって、さっきつぶやいていましたよねぇ?」
まぁ…つぶやいたけど。
入れるわけないし。
「どうしてそこまでして入りたんですか?」
「そ、それは…」
それはちょっと恥ずかしい話でいえないし。
どうしてって…損なたいした理由なわけでもないし。
「いえないんですか…」
「えぇ、まぁ…」
ふとみると少し眉がハの字に曲がったようなきがした。
言っても良いけど馬鹿にされそうだし。
「じゃあさ、もし君が特進クラスに入れたら教えてくれます?」
「…は、はい?」