輝く心は空の星
私が学校を休んでいる間に、桜はやはり自分の意見を親に言えず、しぶしぶバレー部に入ったみたいで。
「絵梨!ごめん今日部活があるから先に帰っててもらえるかな?」
「…うん!分かった。じゃあまた明日朝ね!部活頑張ってね!」
この時私は、桜からも孤独を感じた…
一人で帰ろうと思い、桜のほうをちらっと見ると、私の知らない子と楽しそうに部活に向かっていく姿が見えた。
私、本当に一人だ…
教室でも浮いているし…
桜までもが離れていっちゃったら私はどうすればいいのだろう。
もう既に教室では仲のいい子同士グループができ始めているし、そこに私の入る場所なんてない。
一人って、こんなに怖いものなんだね…