イケメンヤンキーくん拾いました。

熱…?

そういえば、なんだか朝から体がだるかったような…



周りを見ると結愛ちゃんと修司くんも心配そうに私を見ていた


「とりあえず…俺は澪を保健室に連れて行く」



「そうね、その方がいいと思うわ
私たちは森宮先生に澪と東條君のこと伝えておくわ」



「あぁ、頼んだ」


それだけ言うとレン君は、私を軽々と持ち上げる


そう、世に言うお姫さま抱っこってやつ



「れ、レン君…⁉︎」


驚いてレン君の名前を呼ぶとレン君は私の方を向き、「寝とけ」とだけ言うと人1人を抱えているのを感じさせない動きで歩いていく



心地いい振動と安心するレン君の香りに包まれ、だんだんとまぶたが落ちていき眠りに落ちた




澪SideEnd
< 75 / 78 >

この作品をシェア

pagetop