イケメンヤンキーくん拾いました。
熱…?
そういえば、なんだか朝から体がだるかったような…
周りを見ると結愛ちゃんと修司くんも心配そうに私を見ていた
「とりあえず…俺は澪を保健室に連れて行く」
「そうね、その方がいいと思うわ
私たちは森宮先生に澪と東條君のこと伝えておくわ」
「あぁ、頼んだ」
それだけ言うとレン君は、私を軽々と持ち上げる
そう、世に言うお姫さま抱っこってやつ
「れ、レン君…⁉︎」
驚いてレン君の名前を呼ぶとレン君は私の方を向き、「寝とけ」とだけ言うと人1人を抱えているのを感じさせない動きで歩いていく
心地いい振動と安心するレン君の香りに包まれ、だんだんとまぶたが落ちていき眠りに落ちた
澪SideEnd