闇龍~最強の女~
全速力で走った俺達は

どうにか生徒をまくことができた。

『…ほら』

そっと美海をおろした。

美「はー…やっとおりれた」

そんなにいやだったのかよ。

美「緊張したんだからな!」

そう言って、美海は睨んできた。

…なんだ、いやだったわけじゃないのか。

恵「で?どうします?」

綺「まだまだ走れるけど、

  限界があるしねー…」

『…なんかいいところないか?』

そういっても、ここは学校。

そんな都合よく隠れ場所があるわけ…

美「ある」

…あったみたいだな。

『どこにあるんだ?』

美「屋上。ここからそう遠くないし」

んなとこいったら、見つかったとき

逃げれねーじゃん。

そう言ったら、

美「んなこたぁわかってる。

  俺だって考えてるよ。

  とりあえず、今は屋上行こう」

なんか、考えがあるみたいだな。

俺達は屋上へ向かった。
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