魅惑の果実
流石はお坊ちゃま学校。
広い敷地に立派な校舎。
「体育館ってどっちだろうね」
「取り敢えず右かなぁ〜?」
相変わらずの適当ぶり。
ま、右行って間違ってたら引き返せばいっか。
「案内するよ」
「翔!」
「門のところで待ってたのに素通りするなんて酷いよね」
待っててくれたんだ。
校舎にビックリし過ぎて回り見てなかった。
「バスケの試合なんて興味ないんじゃないの?」
「美月がいるなら話は別だよ」
「翔君! 早く連れてって!!」
「あははっ、はいはい」
私たちが行こうとしていた道とは反対側に歩き始め、翔がいてくれて助かったと思った。
「もう始まってるの?」
「さっきね」
「健人君出てる!?」
「もう出てると思うよ。 練習試合とはいえ、今回は相手も強豪校だからね」
体育とかでバスケは何度も見てるけど、ちゃんとしたバスケを見るのは初めて。
迫力がありそう。
広い敷地に立派な校舎。
「体育館ってどっちだろうね」
「取り敢えず右かなぁ〜?」
相変わらずの適当ぶり。
ま、右行って間違ってたら引き返せばいっか。
「案内するよ」
「翔!」
「門のところで待ってたのに素通りするなんて酷いよね」
待っててくれたんだ。
校舎にビックリし過ぎて回り見てなかった。
「バスケの試合なんて興味ないんじゃないの?」
「美月がいるなら話は別だよ」
「翔君! 早く連れてって!!」
「あははっ、はいはい」
私たちが行こうとしていた道とは反対側に歩き始め、翔がいてくれて助かったと思った。
「もう始まってるの?」
「さっきね」
「健人君出てる!?」
「もう出てると思うよ。 練習試合とはいえ、今回は相手も強豪校だからね」
体育とかでバスケは何度も見てるけど、ちゃんとしたバスケを見るのは初めて。
迫力がありそう。