魅惑の果実
私服に着替えて明日香と二人で外に出た。
考える事はみんな同じらしく、お店には知った顔が何人かいた。
「決まったぁ?」
「うん、明日香は?」
「私も決まったよ」
私はパスタセット、明日香はグラタンセットをそれぞれ注文した。
もう外はすっかり寒くて、お店の中に居ても中々体が温まらない。
「桐生様とは上手くいってんの??」
「上手くいってるっちゃ上手くいってる」
「何その曖昧な感じ〜。 咲さん問題は?」
「今は気にしてない」
咲さんより気になる女の人が出てきたから……。
明日香に話すのはもっと色々分かってからにしよう。
今話したら話たぶんだけ嫌な方向に考えが進んじゃいそうだから……。
「翔君はもうハッキリ断ったの?」
「いや……それが……そういう話にならないから……」
「って事はまだ断ってないの!?」
「前にちゃんと断ってるよ? でも前回の事については触れてないだけで……」
「最終的には断れてないってことじゃん。 今更って感じはするけどさ、そのへんハッキリしといた方がいいんじゃないの?」
はい、仰る通りです……。
言い出しにくいからってこのままでいいわけないよね。
考える事はみんな同じらしく、お店には知った顔が何人かいた。
「決まったぁ?」
「うん、明日香は?」
「私も決まったよ」
私はパスタセット、明日香はグラタンセットをそれぞれ注文した。
もう外はすっかり寒くて、お店の中に居ても中々体が温まらない。
「桐生様とは上手くいってんの??」
「上手くいってるっちゃ上手くいってる」
「何その曖昧な感じ〜。 咲さん問題は?」
「今は気にしてない」
咲さんより気になる女の人が出てきたから……。
明日香に話すのはもっと色々分かってからにしよう。
今話したら話たぶんだけ嫌な方向に考えが進んじゃいそうだから……。
「翔君はもうハッキリ断ったの?」
「いや……それが……そういう話にならないから……」
「って事はまだ断ってないの!?」
「前にちゃんと断ってるよ? でも前回の事については触れてないだけで……」
「最終的には断れてないってことじゃん。 今更って感じはするけどさ、そのへんハッキリしといた方がいいんじゃないの?」
はい、仰る通りです……。
言い出しにくいからってこのままでいいわけないよね。