蛟神社物語−星花降る夜−
七.水の子
ある日。尊緑は蛟神社の側の川に居た。尊緑は、呪文を唱えながら川に手をかざす。尊緑が手をかざすと、水の中から人間の少年が出てきた。少年の肌は青白くまるで死人のようだ。


星花「っ!尊緑!何してるの?!」


その様子を星花が見ていたようだ。


尊緑「星花…この人間は水の子なんだ。」


星花「水の子…?」


聞き慣れない言葉に星花が首を傾げる。


尊緑「説明は社の中でするよ。」
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