君が好き。2~大好きな彼と結婚する方法~
「予定は以上です。…さて本題ですが、なんで東野さんってそんなに私の嫌いなタイプなんですか?」
「…は?」
「最低すぎて言う言葉もありません。女をなんだと思ってるんですか。あまりなめてかかると、痛い目見ますよ」
ずいぶんと酷いことを言ってるというのに、悪そびれた様子もなく淡々とそう話す橘。
あまりにはっきり言われすぎて、逆に笑えてくる。
「…ちょっと東野さん、私面白いことなんて、何一つ言ってませんけど。とうとう頭がいかれてしまいましたか?」
「…いや、あまりにはっきり言ってくれるものだから、可笑しくなってな」
「それは失礼しました。私、思ったこと言わずに我慢するなんて無理なので」
「そっちの方が助かるよ」
これから一緒に仕事をしていくんだ。逆にはっきり言ってもらえた方がいい。
「で?これからどうするおつもりですか?……私はあなたみたいな男性のどこに魅力を感じるのか、菜々子のこと理解できないんですけど、…でもそれでもあの子はそんなあなたがいいみたいですよ?」
橘…。
「なので協力は惜しみません。一緒に暮らしているので、その日の様子や副社長となにもなかったかぐらいなら、聞いてくれれば教えますので。…失礼します」
「…あっ、あぁ」
一方的にそう言うと、橘は自分の席へと戻っていく。
協力してくれるのか…。
意外な言葉に驚いてしまった。
「…は?」
「最低すぎて言う言葉もありません。女をなんだと思ってるんですか。あまりなめてかかると、痛い目見ますよ」
ずいぶんと酷いことを言ってるというのに、悪そびれた様子もなく淡々とそう話す橘。
あまりにはっきり言われすぎて、逆に笑えてくる。
「…ちょっと東野さん、私面白いことなんて、何一つ言ってませんけど。とうとう頭がいかれてしまいましたか?」
「…いや、あまりにはっきり言ってくれるものだから、可笑しくなってな」
「それは失礼しました。私、思ったこと言わずに我慢するなんて無理なので」
「そっちの方が助かるよ」
これから一緒に仕事をしていくんだ。逆にはっきり言ってもらえた方がいい。
「で?これからどうするおつもりですか?……私はあなたみたいな男性のどこに魅力を感じるのか、菜々子のこと理解できないんですけど、…でもそれでもあの子はそんなあなたがいいみたいですよ?」
橘…。
「なので協力は惜しみません。一緒に暮らしているので、その日の様子や副社長となにもなかったかぐらいなら、聞いてくれれば教えますので。…失礼します」
「…あっ、あぁ」
一方的にそう言うと、橘は自分の席へと戻っていく。
協力してくれるのか…。
意外な言葉に驚いてしまった。