君が好き。2~大好きな彼と結婚する方法~
「あぁ。..中山さん、少し前から以前付き合っていた男からつきまとわれているってな」
「それってもしかしてストーカー?」
「だろうな。だけど直接的にはなにもされていないし、無言電話とかだってそいつが犯人だって確証もなくてな。だから本人もどうしたらいいのか分からなかったみたいなんだ」
「そうだったんですか...」
たまに秘書課で顔を会わせてはいたけど、そんな悩みを抱えていたなんて...。
「時間が合う時や、近くまで一緒に帰れる友達がいない時は送ってやったりしていたんだ。俺が行く時は特に何もなくて、彼女からも最近は大丈夫だって聞いていたから安心していたんだけど...。
あの日、俺は最後まで残業しててさ、帰ろうって時に電話が掛かってきて。さっき帰り道待ち伏せされて追いかけられたって。どうにか逃げ切ったけどさっきからドアの前にいる気がして怖いって聞いて。それ聞いたら助けに行くだろ?」
「そう、ですね」
自分の部下でしかも相談まで受けていて事情を知っていたら尚更行くに決まってるわよね。
「急いで彼女の家に行って付近を探したけど怪しい奴はいなくてさ。そのまま帰ろうと思ったんだけど怖いから今夜だけ一緒にいてくれないかって言われて...」
「それで言われるがまま泊まっちゃったんですか?」
「...あぁ」
泊まっちゃったって...。
「すみません、今から言うのはあくまで私の言い分です」
言わずにはいられないわ。
「藤原さんって昔から面倒見いいですし、後輩思いですし。...私が悩んでいる時も色々と相談にのってくれて。私は藤原さんのそんな優しいところが凄く好きです。...でも藤原さんはもう既婚者なんですよ?事情は分かりますけど、泊まるのは藤原さんじゃなくてもよかったんじゃないですか?」
中山さんにだって男友達の一人や二人、いるに決まってるじゃない。
「...櫻田の言うことは正しいよ。でも櫻田はあの場にいなかったからそんなことが言えるんだよ。自分に置き換えて考えてみろよ。櫻田だってずっと誰かに付きまとわれていて、家まで追いかけられたらどんな気持ちになる?」
「そっ、それは...」
「怖いだろ?普通にパニック状態になるんじゃないのか?そんな人間に帰るから違う奴を呼べなんて言えるか?」
「それってもしかしてストーカー?」
「だろうな。だけど直接的にはなにもされていないし、無言電話とかだってそいつが犯人だって確証もなくてな。だから本人もどうしたらいいのか分からなかったみたいなんだ」
「そうだったんですか...」
たまに秘書課で顔を会わせてはいたけど、そんな悩みを抱えていたなんて...。
「時間が合う時や、近くまで一緒に帰れる友達がいない時は送ってやったりしていたんだ。俺が行く時は特に何もなくて、彼女からも最近は大丈夫だって聞いていたから安心していたんだけど...。
あの日、俺は最後まで残業しててさ、帰ろうって時に電話が掛かってきて。さっき帰り道待ち伏せされて追いかけられたって。どうにか逃げ切ったけどさっきからドアの前にいる気がして怖いって聞いて。それ聞いたら助けに行くだろ?」
「そう、ですね」
自分の部下でしかも相談まで受けていて事情を知っていたら尚更行くに決まってるわよね。
「急いで彼女の家に行って付近を探したけど怪しい奴はいなくてさ。そのまま帰ろうと思ったんだけど怖いから今夜だけ一緒にいてくれないかって言われて...」
「それで言われるがまま泊まっちゃったんですか?」
「...あぁ」
泊まっちゃったって...。
「すみません、今から言うのはあくまで私の言い分です」
言わずにはいられないわ。
「藤原さんって昔から面倒見いいですし、後輩思いですし。...私が悩んでいる時も色々と相談にのってくれて。私は藤原さんのそんな優しいところが凄く好きです。...でも藤原さんはもう既婚者なんですよ?事情は分かりますけど、泊まるのは藤原さんじゃなくてもよかったんじゃないですか?」
中山さんにだって男友達の一人や二人、いるに決まってるじゃない。
「...櫻田の言うことは正しいよ。でも櫻田はあの場にいなかったからそんなことが言えるんだよ。自分に置き換えて考えてみろよ。櫻田だってずっと誰かに付きまとわれていて、家まで追いかけられたらどんな気持ちになる?」
「そっ、それは...」
「怖いだろ?普通にパニック状態になるんじゃないのか?そんな人間に帰るから違う奴を呼べなんて言えるか?」