幼い頃の小さな約束




にっこりと笑って答える、ゆき。天使のようだ・・・。




「なら、良かった。京香だけか・・・、サイズ合わなかったの」



あたしがそう言うと、ゆきはニヤリと笑った。


なんだか、いたずらっ子みたいだ。






「サイズ寸法のあとに、太ったんじゃない?」



ゆきは爆弾を、落とした。


それは言ったら、マズイって!





「それ、本人に言ったら駄目だよ!殺されるから」




あたしが慌てたように言うと、ゆきはまた笑った。









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