掌編小説集

436.MIA&POW(高を括った密猟)をしたけれど、AWOL(逃亡)は不可能でKIA(逮捕)された

動物だって、




自然界の弱肉強食な世界より、




人間に守られた籠の中にいた方が、





安全で、長生きできて、






幸せじゃないかと。









自然の摂理を妨げるような愛し方を正当化したくって、



口八丁手八丁で屁理屈を並べ立てるヤツに向かって、






「良かったな。そんな動物と同じになれるぞ。籠(牢屋)の中に入れるんだ。幸せなんだろう?いつまでもいていいぞ。」







と、申し渡した。
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