掌編小説集
501〜550

501.会社ゴロにだって塵旋風を突き付ける

たとえ国王であっても

私の欲しいものを

用意することなんて出来やしない


きらびやかな宝石でも

豪華な服飾品でも

贅沢な食事でも

華々しい地位でも

そんなものではない


私の欲しいものは

貴方だから


貴方にしか

用意することは出来ない
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