ロールキャベツくんと残念美人女子のその後。
「ん」
頷くと立ち上がる。
「今日は購買かな…」
自然と繋がれる手に少し恥ずかしくなりながらも、
階段を降りていく。
「何食べる?」
「そうだなー…」
見てると「あのっ」
と後ろから声がした。
振り替えると三人の女子の1年だと思われる子。
「どうしたの?」
聞いてみると、「赤坂先輩、ですよね…?」
「僕?」
不思議そうにその子達を見る隆裕。
年下にはそれほど抵抗がないらしいこの人。