盲目少女と人斬り集団
朔喇『アユー、この子どうしたの?』

朔喇が涼梛に近寄り
涼梛に触れようとした時

アユ姉『触んなや!!』

アユ姉は朔喇の手を叩き払い
涼梛を自らの胸に抱く

一『歩??』

平助『あ、アユ姉さぁーん、どうしたんだよ』

歩の様子に一と平助は驚いたような顔をしている

私はなにがなんだかわからない
ただ、耳が痛い

朔喇『穢れた手でこの子に触るな、ってことかな?
笑止』

朔喇の雰囲気が冷たくなる
歩は朔喇を睨んでいる

土方『歩、朔喇、なにしてやがる』


そんなとき、部屋に土方が入ってくる

私はアユ姉は土方さんからも私を隠すように抱いているようだ

涼梛『アユ、ねぇ、、、』

私はアユ姉の着物の袖をギュッと握ると
優しく笑いかける

涼梛【私は大丈夫だよ】

心の中で呟くと私は意識を無くした
どうしてかわからない
ただ、耳が痛くて
耳鳴りが酷くて

みんなの声が、聞こえなかった、、、。

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