俺様生徒会長
「さてと、どうするか。まあ、とりあえず俺はこのままでいきたいから、このことは誰にもいうなよ、いいな?」

「えっと……分かった。」


嫌だって言ったら何されるか分からないし。


「もし、バラしたり、お前のミスでバレたりしたら……そうだな…」


そして、ニヤリと笑い、


「てめえの秘密、生徒全員にバラす。」

「はぁ!?」

「生徒会で一番口の軽い奴にバラす。そしたらあっという間に広がるだろうな。」


黒い微笑みだ。


「ただの秘密じゃ面白くねえし、恥ずかしい秘密でも見つけてバラしてやろうかな。」


神谷は不気味に笑い始めた。


や、ヤバすぎじゃない!?

あたし、まさかとんでもない秘密知っちゃったんじゃ…

でも…


「でも、そんな簡単にあたしの秘密知れるわけないじゃん!」

「言ってろ。俺様の情報網、甘く見んじゃねえぞ!」


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