身代わり姫君の異世界恋綺譚
桔梗が去り部屋に入ると、背後から抱きしめられた。
ふんわりと香(こう)の香りに紫鬼だと分かる。
「紫鬼っ!」
腕の中でクルッと向きを変えて紫鬼の顔を見る。
「会いたかった」
率直で素直な言葉が出る。
「昼間会ったばかりだろうに」
「うん。でも会いたかったの。ずっと一緒にいたいから」
甘えるように紫鬼の胸に頬を寄せる。
そんな素直な真白はいつもは表情を変えない紫鬼でさえ笑みを浮かばせてしまう。
真白がつらい思いをしないようこの世界で過ごさせてやりたいと切に思った。
真白を抱く手に力が入ると、顔を上げ不思議そうに茶色い瞳で見つめる。
啄ばむように口づけを交わすと、だんだんと口づけは深いものになっていく。
ふんわりと香(こう)の香りに紫鬼だと分かる。
「紫鬼っ!」
腕の中でクルッと向きを変えて紫鬼の顔を見る。
「会いたかった」
率直で素直な言葉が出る。
「昼間会ったばかりだろうに」
「うん。でも会いたかったの。ずっと一緒にいたいから」
甘えるように紫鬼の胸に頬を寄せる。
そんな素直な真白はいつもは表情を変えない紫鬼でさえ笑みを浮かばせてしまう。
真白がつらい思いをしないようこの世界で過ごさせてやりたいと切に思った。
真白を抱く手に力が入ると、顔を上げ不思議そうに茶色い瞳で見つめる。
啄ばむように口づけを交わすと、だんだんと口づけは深いものになっていく。