身代わり姫君の異世界恋綺譚
「琴姫様に取りついている怨霊を払う為には真夜中に行うのが一番。明日の夜にお伺いしましょう」

清雅に穢れを祓われて山吹の身体は軽くなった気がした。

「はい。ありがとうございます」

山吹は安堵して帰って行った。



「父上、山吹殿は多くの穢れを受けていました。明日は紫鬼に一緒に来てもらうように頼みます」

清雅が口元を引き締めて言う。

「そうだな。紫鬼殿がいれば心強いというもの」

清文の了解を得て、清雅は紫鬼を探しに行った。

最近は真白の近くにいることが多いから探すのも楽になった。

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