身代わり姫君の異世界恋綺譚
エレベーターでロビーまで降り、別棟の渡り廊下を通ると少し閑散とした場所に出た。
今通って来たロビーはかなりの人で混雑していたけれど、ここは数人の患者らしき人と看護師しか見当たらない。
新設された建物のようでまだ新築の匂いが薬品の匂いに混じって鼻についた。
「ママ?」
これから何が起こるのか怖くなって真白は後ろにいる母親に振り向いた。
「大丈夫よ。真白。気を楽にして」
「ママ……」
エレベーターに再び乗り、着いた場所は豪華マンションのようなドアの前。
中から一人の看護師が出てきた。
今通って来たロビーはかなりの人で混雑していたけれど、ここは数人の患者らしき人と看護師しか見当たらない。
新設された建物のようでまだ新築の匂いが薬品の匂いに混じって鼻についた。
「ママ?」
これから何が起こるのか怖くなって真白は後ろにいる母親に振り向いた。
「大丈夫よ。真白。気を楽にして」
「ママ……」
エレベーターに再び乗り、着いた場所は豪華マンションのようなドアの前。
中から一人の看護師が出てきた。