アニサーコンチェルト♪【番外編】~オレが守るヤツは1人しかいねぇけどっ?!なにかっ?!~

あ…いけね…

マナカに電話するんだった…


そう思った時
片方の手の中にあったスマホの着信音が鳴った


ディスプレイを見れば…


【マナカ】


気持ちが通じたのか?と嬉しくなり急いで出る


『あ、潤? 私、今日はもう仕事あがっていい、って言われたから
終わって
潤のスタジオにもう、着いちゃったのー』


も、もう?!


「え? そうなの?! じゃ、今どこ?」


『建物の入り口の近くだよ』


「わかった 今、行くからそこで待ってて」


『うん』


公園から出て、入口の方へと向かった


キョロキョロとマナカの姿を探すと
、建物の壁添いに植えられてるコスモスを眺めていた


だけど、その横顔が、少し寂しげに見えたのは、気のせい?


「マナカ?」


オレの声に気が付き、こちらを向き
笑顔で手を振る


やっぱり気のせいかな…


「駅で待ってれば、迎えに行ったのに…身体なんともない?」


「大丈夫だょー ゆっくり歩いて来たし、
じっとしてるの性に合わないの、潤も知ってるデショ?」


ニコっと笑顔でオレに応える


「大丈夫なら、いーけど…」


そうは言ってもやっぱり一人の身体じゃないから
意味はないけど、
マナカの身体をペタペタ触ってみる


「ふふっ、心配症だねー 潤は」

触ってたオレの片方の手をギュッと握り、
そして
絡ませながら歩いて行く


オレを安心させようとしてるのが、なんだかうれしい 


玄関のドアを開け、オレの部屋へ行こうとすると
君塚と、香坂マネージャーが階段の下で
なにか揉めてる姿があった


「あ…」


マナカが、2人の姿を見て声をあげ、またさっきの寂しげな表情になった


ん?

なんだ?一体…


君塚と、香坂マネージャーも
俺たちに気づく

そして、君塚は、オレをもの凄い顔で、睨んだ


は?!


ちょっと待て…


なんだ?ワケわかんねーぞっ!





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