無愛想な彼に胸キュン中




「これは?」



「開けてみて」



箱を受け取り、中を見る。



え……。



中には、蝶のチャームがついたピンクゴールドのブレスレットが入っていた。



「青葉、これ……」



「好みとか、わかんねぇからさ」



ベッドの前の椅子に座り、そっぽを向く青葉。



ほんのり頬が赤いのがわかる。



こんなの……。




「だから、いらなかったら……」



「いらないわけないじゃない」



「え?」



「こんなの、嬉しすぎだよ、青葉」



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