Secretな関係




「おいっ」


そこにしゅんちゃんが現れ腕を掴み助けてくれる。


「ごめん…ありが…と」


「どうした?熱か?」


そう春奈に聞いているのが分かる。


「多分…あ、しゅん!取り敢えずゆあちゃん保健室連れて行ってあげて!私ゆあちゃんの荷物持っていくから」


「おう」


「ごめん…二人とも…」


「いいんだよ…ほら、行くぞ。ゆっくりでいいから」


「うん…」


ここまで酷くなってるなんて…

朝は少し足元がふわふわしてるなぁってぐらいだったのに。
< 321 / 370 >

この作品をシェア

pagetop