Secretな関係
「おいっ」
そこにしゅんちゃんが現れ腕を掴み助けてくれる。
「ごめん…ありが…と」
「どうした?熱か?」
そう春奈に聞いているのが分かる。
「多分…あ、しゅん!取り敢えずゆあちゃん保健室連れて行ってあげて!私ゆあちゃんの荷物持っていくから」
「おう」
「ごめん…二人とも…」
「いいんだよ…ほら、行くぞ。ゆっくりでいいから」
「うん…」
ここまで酷くなってるなんて…
朝は少し足元がふわふわしてるなぁってぐらいだったのに。