secret heaven〜彼らは確かにそこにいる〜



「どこまでも、ちっさい奴だな。女を使わないと何も出来ねぇのかよ」




「黙れ!!それ以上何か言ってみろ。コイツの喉が裂けるぞ」




祐輔はポケットからサバイバルナイフを取り出すと美里の首筋にあてがう。




どうしよう。

このままじゃ美里がっ!!





『大丈夫。落ち着いて』




今にも飛び出して行こうとする私の肩に手を当て、ハナビシさんは静止を促す。






「まぁまぁまぁ、そんな興奮しないでよ」




じりじりと祐輔との距離を詰めていくクド。



それを見た祐輔は、仲間に合図を出し、自分の間に割り込ませた。



クドの前に立ちはだかるのは、明らかにクドよりも一回り以上の体格をした男たち。



数にして、20人は居るだろうか。






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