焦がれて


それからも1人の私を見ると一緒に帰ってくれるようになったショウヘイ君



初めて一緒に帰ってから一ヶ月ほど過ぎた



「エミー、腹減った」


「知らないよ」


「食いにいくべ!」


「奢ってくれるならね」


「金ねー」


「お金ある時に誘ってよ」


くだらない話をして自転車を押す私達



「エミ奢れ」


「やだよ」


全然スマートじゃないショウヘイ君


等身大の彼は馴染みやすかった


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