焦がれて
重かった雰囲気が次第に軽くなっていくのが分かる
「お前、おごってもらう気しかねーじゃん!」
そう言って爆笑するショウヘイ君に引き詰めていた心が軽くなる
「当たり前!ってかこんな話してたらお腹空いたし。帰るね」
「奢ってやるから拗ねんなよ。じゃあな」
そう言って自転車に跨ったショウヘイ君に手を降る
「また来週」
「ああ」
自転車を漕ぎ始めたショウヘイ君は私を振り返らなかった
いつもと違うショウヘイ君