先輩に恋してもいいですか?

凉姫先輩の一言 ~YuhimeSide~

「ん.....?あれ?私.....」

あ、そっか私倒れたんだっけ....

「お、起きたか」

「先輩!?」

顔が赤くなるのがわかる

だって先輩が自分の部屋にいて
部屋着姿みられて......きゃーっ

「おかゆ、作っといたから」

「あ、ありがとうございます」

先輩のことを見ると
昨日のことを思い出す...

「「あの」」

「あ、ごめんなさい」

「いや、こっちこそ
先にいいよ」

「昨日はごめんなさい....」

「あ、いや.....はぁー」

「あ、....」

怒らせちゃったかな....

「言いたいこと先に言われたし....
俺の方こそごめん
何て言うかさ言い訳さしてもらうと....」

なんか、先輩が可愛く見える...

「えーと.....ごめん
あの.....女とこんな話したことなくてさ
女友達もいねーし...」

「.....はい」

「俺、昨日特に気にせずいったんだけど
傷ついてたんんだな......
湊に指摘されて....山下にしかられて....
やっと気づいてさ
俺、結構鈍感だからこれからもずっと
傷つけることあると思う
でもそういう時は言ってくれ
一人じゃまったく気づけねーから」

「はぃ........」

先輩頼ってくれてる?

「....あの、俺に足りないとこ
助けてくれ.....」

「もちろんです!
全力でやらせていただきます」

やっぱり先輩カッコいー

「ありがとう........ゆ...ひめ」

「え?」

先輩、今、きゃーっ

「.....して......から」

「なんて?先輩?」

「...い...て......から」

「もっかい」

先輩、なんて言ってるの?

「だから、恋していいから」

うそ....まさか許可もらえるなんて....












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